2016年6月29日水曜日

「ゴミ2個とポケットエナジー交換企画」について

相変わらず 週末は出店の日々を過ごしております。
6月の最終週末は 南会津のアドベンチャーレースと
大井町(神奈川県)で開催された自転車レースに出店してきました。

アドベンチャーレースのフィールドは マラソンやトレイルランニングと重複する部分も多くあります。
最近 ランナーと一般の方(ハイカーや地元の住民の皆さん)とのトラブルが取りざたされるケースもあるので
今回の大会では 主催者さんと地元の皆さんのご協力を頂いて こんな企画を実施しました。


もちろん トラブルの内容は様々で ゴミの問題が解決すれば全てOKというわけではありませんが
スポーツイベントの後 生活の場にゴミが残っていたら 地元の協力を頂くのも難しくなるでしょう。


【企画を思いついた背景と実施結果】

今回の企画のスタートラインは 「たくさんの方にアスリチューンを試してもらいたい」という点です。
ただ 無料でばら撒くほどの資本力はないので 何らかの条件を付加したかった。
今回は「フィールドをきれいにするためのアクション」を条件にさせていただきました。

結果的には 今回のフィールドはゴミが非常に少なく 集まったゴミは微量。
10名ほどの方にポケットエナジーをお渡ししました。

ゴミが少なかったのは 決して参加者がゴミを拾うのが面倒だったからではなく
レース途中でお話しした方からは 「探してもゴミ見当たらないよ」という声が多く聞かれました。

素晴らしい 豊かな自然あふれるフィールドと裏腹に
都内からのアクセスに5時間かかる「南会津伊南村」という地域条件を考えると
奥多摩や高尾山 あるいは三浦半島エリアのフィールドよりも足を運ぶ方が少なく
結果的にゴミも少なかったのではないか?と考えています。
(集まったゴミの大半は 煙草のフィルターや錆びて朽ちた空き缶などでした)


【ランナーとメーカーが一緒にゴミ問題に目を向ければ】

協賛社としては スポーツイベントに出店するのにもコストがかかりますし
またコストをかけて生産し 販売すれば利益を生む製品とゴミを交換するというのは
メーカーにとっては非常に痛手です。

ただ 「スポーツする方に使っていただいて成り立つ会社」を運営している以上
スポーツができる機会やフィールドが少なくなるのは困ります。
ましてや補給食は 使用すれば必ずごみを生み出してしまう製品でもあり
実際問題として レース後のコースのゴミの大半は補給食のパッケージです。
言い換えれば 我々メーカーがゴミを生み出しているという理屈も成り立つかもしれません。

もちろん ランナーの多くは「ゴミを捨てても良い」と考えているわけではなく
フィールドに落ちているパッケージの多くは「意識せずに落としてしまった」というものだと思います。

ただ「ゴミが落ちている」のは事実。

それらのゴミは 風に飛ばされ 木の葉の陰に隠れて 誰かが処理するまでずっとそこに残ります。

先日のサロマ湖ウルトラマラソンの翌日 移動便までの時間を利用してこんな活動をしているランナーもいます。
昨年秋から今年の春にかけて実施した「ゴミポーチキャンペーン」も 今回の「ゴミと交換企画」も
フィールドのゴミ問題に ランナーと一緒に目を向けたいからです。


ランナーと補給食メーカーが一緒にゴミ問題に目を向ければ きっと状況は改善すると信じています。

「ゴミと交換企画」 今後 アスリチューンがランイベントに出店する際は 是非継続して実施していきたいと思います。


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