2016年3月23日水曜日

交換キャンペーンで集まった補給食の比較(vol.2:表示内容比較編)

補給食の比較シリーズ vol.1はパッケージの形状を比較しました。
今回はパッケージに記載されている栄養成分表示の内容を見ていきます。
補給食として比較するのは 前回と同様 以下の製品です。


補給食にとって「カロリー」という項目は 数字で有用性を表記できる=見た目で差別化できるポイントです。

限られた容量で できるだけ高いカロリー数値を表記したい

各社の開発担当は そう願っていることと思います(もちろん隼も同じです)。
それだけに「パッケージあたりのカロリー量をどうやって高めるか?」は各社とも頭を使う部分です。

実は何気なく手にしているパッケージには たくさんの情報が記載されています。
その中でも特に見ていただきたいのが 原材料名が記載されている欄と 栄養成分表示欄です。



この形状の補給食の多くは 運動するためのエネルギー(カロリー)を素早く補うためのものであり
その原料として使用されるのは 多くの場合「糖」です(水飴をイメージすると分かりやすいかもしれません)。

まずは 今回比較した4品の栄養成分表示の記載内容をまとめた表をご覧ください。
表示欄にある「炭水化物」は 糖と食物せんいの総称ですが
補給食に食物せんいが含まれることはまず無いと思われますので
ここでは炭水化物の数値数値=糖と考えることにしましょう。

どの製品も重量の半分以上は炭水化物が占めており 基本的に補給食が甘いのはこのためです。

一般的に 補給食に使われる糖は 1gあたり4kcalのエネルギー量があるので
単純に言えば 糖の量を多くすればカロリー量を高くすることができますが 粘度も高くなります。

そこで 水分を足すことで粘度を下げて 流動性を高めるわけです。
但し 水にはカロリーはありませんので 水分量を上げれば上げるほどカロリーを確保するのが難しくなります。

つまり補給食として販売されている製品の場合 糖(炭水化物)以外に大量に使用されている原材料がない限り
内容量に占める炭水化物の比率を計算すると ある程度の流動性を推測することができます。
(ちなみに 水飴100gあたりの水分量は15g 炭水化物比率は85%です。:文科省食品成分データベースより)


軽さ・携行制の良さのために 高いカロリーを重要視するか あるいは流動性を重要視するのか…。

補給食を選ぶポイントは様々あり 流動性はその指標の一つですが
肉体的に大きな負荷がかかった状態で使用する製品だけに この見方を知っておくと 選び方の幅が広がります。

ちなみに昨年末 「2015年 最もアクセスの多かったブログランキング」を公開しましたが
その中で6位になったのが「後悔しないスポーツサプリメントの選び方③ 効果を期待するならまずここを見る」でした。
期待する機能の有無は 表示内容を見ればある程度推測できるという趣旨の記事をアップしています。
よろしければこちらもご覧ください。


次回は いよいよ開封して中身の比較を行います(続く…)。


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