2012年10月22日月曜日

海外レース気分が味わえる?国内マラソン大会

秋本番を迎え、昨日は天候にも恵まれた中、千葉県で「アクアラインマラソン」が開催されました。全国から多くの方々が参加されたようで、今朝のニュースでは「初めてのフルマラソンを楽しんで走ることが出来た」という参加者のコメントが紹介されていました。


フルマラソン関しては、学生時代に2度、ホノルルマラソンに挑戦する機会がありました。
当時アルバイトをしていたスポーツクラブで「ホノルルマラソンツアー」が企画されたので、卒業旅行代わりに申し込んだものです。

参加前に、20kmまでは継続して走る経験を積みましたが、フルマラソンに該当する距離を走ることは一度もなく、大会当日を迎えました。

結果的には完走できましたが、未経験の距離に予想以上にボロボロになったのを覚えています。
ただ、海外で走るという高揚感とオアフ島の景色、何より沿道のボランティアの方々の暖かい応援で、大変清々しい気持ちでゴールしたのを覚えています。

運動による怪我の予防には、無理をしないこと(事前の準備・十分なトレーニング)が必須ですが、マラソンビギナーが「走る習慣をつける」のに大きく影響するのが、「楽しみながら走る」という点だと思います。


そんなビギナーにピッタリなマラソン大会を見つけましたので、ご紹介します。

来年1月13日に開催される「フロストバイトロードレース」は、日頃はごく限られた方しか入場できない「米軍横田基地内(東京都福生市)」をコースとして使用します。
大会要項は下記のURLをご覧頂ければと思いますが、スタッフもアメリカ人が中心だそうで、国内にいながらにして海外気分が味わえるとのこと。コースの一部は「滑走路」となっていますので、フラットで走りやすいのと同時に、米軍機を見ながらのランニングが楽しめそうです。

交通規制を行うことで、普段は走れないコースを楽しめるマラソン大会は数ありますが、今回ご紹介するのは「立ち入りを規制される米軍施設」での大会。
年明け早々の連休の中日、翌日は成人の日で祝日です。
「来年こそは生活改善」とお考えの方、是非参加を検討してはいかがでしょうか?

フロストバイトロードレースに関しては、以下のURLからどうぞ。
http://yokota-frostbite.com/index.shtml

2012年10月19日金曜日

日本人の平均歩数、調べました。あなたは多い?少ない?

私がお世話になっている方が、FACEBOOKの中で毎日の歩数をアップされています。その方の先日の歩数は1万と百数歩。毎日、目標の1万歩に拘りを持って続けていらっしゃるようです。
そこで、「日本人の平均歩数」のデータを調べてみました。

ちなみに、私も以前、毎日の通勤でどれくらいの歩数になるのかを計測していましたので参考までに。
・自宅の最寄駅まで徒歩12分
・会社の最寄駅から会社まで徒歩約8分
・昼休みに定食屋まで徒歩5分
以上、片道合計で約25分、往復50分の徒歩に、会社内での歩数も含めて、概ね6,500歩~7,000歩程度でした。

2012年1月31日に発表された「厚生労働省 国民健康・栄養調査の概要」によると、「平均値は、男性7,136歩、女性6,117歩」とのこと。この数字から見ると、私の場合、平均を少し下回る程度でした。
(興味のある方は文末のリンクからどうぞ)

職種によっても異なるでしょうが、外出する機会が少ない職種に就かれている方は、同じような数字が出ると思います。

以前、まだ20代半ばから後半にかけて、5年ほど新潟に赴任したことがありますが、当時の移動手段は殆どが車を利用していました。歩数は測りませんでしたが、食べ物が美味しすぎたせいもあり、人生で過去最高値の体重を記録したことを覚えています(当時の写真は、諸々の思い出と共に押し入れに封印しています)。

最近は歩数計のアプリも数多くあります。特に運動不足を実感している方、ご自分の日々の歩数を把握して、とりあえずの目標「毎日1万歩」に挑戦してはいかがでしょう?


(厚生労働省「国民健康・栄養調査の概要」は以下のリンク)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000020qbb.html

2012年10月17日水曜日

「ロコモ?ロコモコ?」とか言ってる場合じゃない。

こんな記事を見つけました。

「メタボより怖いのは『ロコモ』!?40代からの対策で"大きな差"(日経トレンディネットさま)」

ロコモティブシンドローム、先日はNHKでも放送がありましたが、社会的に関心度が上がってきていますね!
記事の内容をざっくりご紹介します。


【記事の概要】
ロコモとは「ロコモティブ(Locomotive)シンドローム」(運動器症候群)の略。
骨や筋肉、関節など体を動かすために必要な「運動器」が、運動器は加齢により 衰え、その結果、介護が必要となったり、様々な病気を併発する要因になる。
つまりロコモとは、「現在は自立できているが、近い将来、要介護になる危険性が高い症状を持っている状態や、すでに要介護になってしまっている状態」を表す言葉。
現在、ロコモの認知度は17%程度(60代以上では30%)。
政府は来年から、認知度を8割まで高めることを目標としている。

「将来介護が必要になる可能性が高い」って言われても、まだ先の問題にしか思えないのが正直なところだと思います。

しかし、読み進めていくと、「文科省による調査の結果(平成21年度)では、男女ともに40代後半から体力が低下することが判明。“ロコモ予防”は40代からの対策が必要であることが明らかになった。」とか、「40歳以上の男女の5人に4人が“ロコモ及び予備群”と推定されている」など、なかなか衝撃的な現状が掲載されていました。
(「ロコモチェック」などのリンクもありますので、ご興味があればご覧下さい。)

「今の過ごし方が将来を決める」ということでしょうね。
いよいよ「運動の秋」本番です。これを機会に、運動不足を感じている方は、紅葉を楽しみつつ手軽なウォーキングから始めてみるのも良いかも知れませんね。

2012年10月16日火曜日

アクティブスポーツ人口、過去最高


涼しくなったせいか、朝晩の通勤時に目にするランナーの数が増えてきた気がします。

気になって調べてみたところ、「アクティブスポーツ人口、過去最高の18%台に上昇(注:1992年~2010年調べ)という記事がありました。
ちなみに、「アクティブスポーツ人口」の定義は、「週2回以上、1回30分以上、運動強度やや強いスポーツを実施しているもの」とされています。

さらに、定期的な運動・スポーツ実施と考える「週2回以上」の実施者の割合は49.1%と過去最高、「週1回以上」の実施者の割合は、なんと59.0%だそうです(2010年調べ)。

さらに突っ込んで調べてみました。

もっとも多くの方が楽しんでいるのは「散歩・ウォーキング」でした。調査開始から変わらず1位をキープしているとのこと。では「ランニング」は?
順位自体は7位でしたが、驚いたのはその推定人口数の増加割合です。
データでは2002年と最新の2010年を比較した数字が掲載されていましたが、何と2倍(213万人⇒436万人)に増加しているとのこと!

たった8年でこの変化。ランナー激増の要因はいろいろあるでしょうが、理由はどうあれ、単純に運動好きな人間として嬉しいデータでした。

2012年10月15日月曜日

始まりの合図

どんな小さなことでも、何かを始めるときには必ず「きっかけ」や「動機」がありますよね。

例えば何かしらのスポーツを始めるとき。


子どもの場合、多くは憧れのスポーツ選手を見て「カッコいい!」と思ったから、もしくは仲のいい友達と「一緒に習いたい」という、単純ではあるものの非常に能動的な動機だと思います。


一方、大人の場合は、勿論そのスポーツ自体に興味を持って始めるというのもありますが、定期の健康診断で身体の状態をチェックした後の「再検査」という判定を目にした挙句、医師から「このままだと○○になりますよ」という怖い言葉を聞いて、仕方なく体質改善のために運動を始めるというケースも多いのではないでしょうか?


マラソンブーム・自転車ブーム・登山ブームなどの言葉を多く目にします。これらのブームにあやかって出版される様々な入門用書籍やネットのサイトなどを通じて、以前は経験者に教えてもらうしかなかった情報が、いつでも誰にでも入手できるようになりました。


社会人になると、時間的にも環境的にも「新しい世界」を広げることが難しくなりますが、たとえ運動を始めるきっかけが「健康を取り戻すために仕方なく」という受動的なものだったとしても、それまで体験しなかった様々な嬉しさや楽しさ、時には辛さや厳しさを味わうことで、今までとは違う「新しい世界」が広がることは間違いありません。



「始まりの合図」はどこにでも転がっています。